軟式
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PC 一台で SSH 経由でログインできる BBS を運用する方法
com0com、tel2com BBS gateway, DOSVAXJ3 を使用します。


●com0com のインストールおよび設定
 まずは com0com をインストールし、COMxx 同士のペアを作成します。com0com は標準で DTR と DCD, DSR が結線された状態になっています。

 上記例では COM3 と COM4 のペアを追加しています。

●tel2com BBS gateway の設定
 tel2com BBS gateway を起動し、設定ダイアログで com0com で作成した COM ポートの一つを 使用 COM Port に追加します。

 上記例では COM3 を追加しています。
 ssh のポート番号を 22 とすると IP アドレス総当たりのアタックが頻繁に来ますので、他の番号にした方がよいでしょう。
 Version 2.0.0.2 でアタック対策が入りましたが、ポート番号は 22 以外にした方がよいと思われます。

●DOSVAXJ3 の設定
 dosboxj.conf の [serial] セクションの設定を変更します。
[serial]
serial1=directserial realport:com4
 上記例では COM4 が DOSVAXJ3 上で AUX(COM1) として認識されます。com0com で複数のペアを作成すれば serial2 以降も設定可能になります。
長時間動作させると日時がずれますので、JP210512 以降であれば下記のように設定を変更します。
[dos]
hosttime=true

●BBS ホストプログラムの設定
 DOS/V 側の BBS ホストプログラムで MCD(MCDPC.EXE) が必要な場合、adddev を使用して登録するか、イメージファイルに PC-DOS/V, MS-DOS/V をインストール後、必要ファイルをイメージファイルに書き込み、CONFIG.SYS で登録してください。
 BBS ホストプログラム側の COM ポートの通信速度の設定と tel2com BBS gateway の通信速度の設定が一致していなくても動きますが、一応揃えておいた方が良いでしょう。

 他の PC のエミュレータでも内部のシリアルポートを Windows 側の COM ポートと直結させる設定が可能であれば、同じように com0com と tel2com BBS gateway と組み合わせて動作させられると思います。PC-9801 のエミュレータ T98-Next と Neko Project 21/W で動作する事は確認しています。

●試験 BBS
 com0com & tel2com BBS gateway & DOSVAXJ3 を使い、BBS を試験的に稼働しています。
 DOS/V(DOSVAXJ3) 側の BBS ホストプログラムは VS ver1.31β5 で、三回線使用できます。
 SSH で接続するサーバー名は bbs.nanshiki.co.jp で、ポート番号は 2222 です。漢字コードは Shift JIS ですのでご注意ください。
 最初はユーザー名に guest 、パスワードは入力なしでログインできます。
 各プログラムは Hyper-V 上の 32bit 版の Windows で動かしています。com0com はハードウェアを必要としないため、Hyper-V 上の OS で動作するようです。